1月28日に「湖東焼きと信楽焼」と題して、1月度新年例会が行われました。
第1部講演会では、「湖東焼きと信楽焼」と題してGATアドバイザー谷口 徹氏(米原市柏原宿歴史館)よりお話し頂きました。
湖東焼略年表より、焼物は弥生時代(弥生土器)今から1万年前に作られた。焼 物は長い歴史があります。
湖東焼の制作は陶土・陶石→臼で挽く→篩にかける→水簸→成土→成計→乾燥→素焼→下絵付→本焼→上絵付多くの工程にて制作されている。(湖東焼窯場絵図(安政2年)の絵図面は残っている。)
湖東焼の経営の推移は、文政12年(1829年)10月絹屋半兵衛・島屋平助・西村宇兵衛の3人が有田の陶工を招いて開窯。窯場の経営は同年10月芹川左岸の晒山(晒屋とも言う)で開窯。のち製品販売は、天保5年(1834年)城下や領域の茶碗屋のほか、大坂の瀬戸物問屋に卸すことから始められた。
短時間でまとめていただき湖東焼の歴史を詳しく説明された。もう少し詳しく聞きたい方は、新年例会の時にお話しをさせていただきたいと締めくくられた。
引き続き新年例会に入り、杉本会長から主催者挨拶の後山田副市長、上田副会頭より来賓挨拶を賜り、乾杯のご発声を辻産業部長より頂戴しました。
参加者は年初の挨拶と名刺交換をされ、最後に兒島副会長より中締めの挨拶をされ盛況のうちに閉会となりました。