彦根異業種交流研究会(松田勇夫会長)は、10月21日に10月度例会として、宇宙開発協同組合SOHLAの棚橋専務理事並びに谷監事より「人工衛星プロジェクト」についての講演会を開催いたしました。
2009年1月に、「人工衛星まいど1号」の打上げに成功された際の取組について、中小企業の技術を結集し産学連携のもと開発された経緯を解説いただきました。講演の中で、次の目標には「月へ人型宇宙ロボットを打ち上げる」という夢を掲げて取組まれており、日本の技術を世界に向けて発信するという強い熱意が感じられました。
長年にわたりプロジェクトを進めて成功された裏側には、失敗を重ねながらも希望を抱き目標を掲げ何度も繰り返し挑戦する「人」が欠かせず、モノづくりはひとづくりであるという話を伺い、想いを持って継続して取組むことの重要性に改めて気付く機会となりました。

▲講演会の様子